闘う魂貫く心

あ、ただ単にメタルが好きなだけです

空も飛べるはず

 いささかの緊張感に包まれている。というのも、数日後に久しぶりの長距離出張を控えているのでね。かなり久しぶりの飛行機です。空をね。飛んじゃうの。

 まぁノミの心臓なもんで、下調べに余念がない。時間は?空港までのアクセスは?荷物ってどんな感じ?機内に持ち込めるの?どうなの?あれやこれやを調べて行って、不安が払拭されるのならば良いのだけれど、調べれば調べるほどに漠然とした不安に包まれる。

 

 とはいってもそれなりに歳を重ねているわけで、昔とは不安の種類が少し違う。それこそ若い頃は「飛行機に無事乗れるか」「無事業務を終えられるか」という点を不安に思っていた。今は少しニュアンスが違って、「飛行機に良い感じにストレスなく乗れるか」「スマートにお土産をチョイス出来るか」「より良く業務を完遂出来るか」という点を不安に思っている。

 飛行機は飛ぶし、まぁ乗れる。仕事だって準備さえしておけば、まぁそれなりには出来る。そんなことは解っている。どれだけ上手いこと出来るか、という点に重きを置いていることになる。

 

 例えばお土産。業務なんて二の次三の次、長距離の旅となればお土産が大事だ。いやホントに。職場へのお土産なんてのは適当にやっておくとして、自分自身や家族にね。それこそ仕事なんだからお土産なんて無くたって良いし、何かしらのお土産があるだけでも御の字ではあろう。ただ、「いいね!」と思ったお土産をチョイスして、自分も家族も喜ぶことが出来れば、旅の点数はうなぎのぼりだ。仕事が上手く行かなくったって、お土産で良い思い出が残れば旅自体の印象は取り戻せる。何を取ってもお土産だ。

 一番ダメなのがベタなお菓子。職場へのお土産はこれが鉄板だが、家族へはそうはいかない。甘い物が中心なお土産の中に、如何にして「しょっぱ」を取り入れられるかが運命の分かれ道。適度なご当地感も欲しい。その土地の特徴をイメージしましたよ、的なありきたりなお菓子であれば、多少チャレンジングでも「そんなのあるの!?」と目を引くような物が良い。日々のごはんのお供になったりねおかずになったりする物は尚良い。うん、独断と偏見だ。

 

 とまぁお土産にばかり想いを馳せてしまったが、今回は結構日程的に厳しいんですよ。少し余裕を持って出かけるとするならば、起床時間は朝の4時前になりそうなんでね。帰宅は11時くらいかな...といったレベル。

 移動のお供にとっておきの本も用意したし、聴くための音楽も万全。さてさて、どうなることやら...