闘う魂貫く心

あ、ただ単にメタルが好きなだけです

ピアノレッスン

 最近、ちょっとしたきっかけがあってピアノをまた練習している。ちょっと弾きたい曲が出来た、というのが主な理由。

 

 何を隠そう、家には楽器をたくさん持っている。ピアノ(電子)、ギター(激安物)、ベース2本(1本は自主改造、1本はそこそこのメーカ品)、ドラム(電子)、カホン(ただの巣箱)といった様子だ。どれも下手である。本当に。よくある「そうは言ってもそこそこ弾けるんでしょ、謙遜しやがって」みたいなのではなくて、本当に齧ったくらいで大して弾けない。

 

 ピアノは...そうだな、簡単な物なら練習すれば両手で弾けるくらい。「超初心者向け楽譜集」くらいなら少し練習すれば弾ける程度かな。ギターは完全にド素人。主なコードを「知ってる」くらい。流暢には弾けない。ベースはボチボチ弾いてるけど肝心なリズム感を養う基礎練不足、いろんな曲が頭に入ってるよ、レベル。ひとに聴かせられるものではない。ドラムは基本的なリズムが叩けるくらい、ちょっと変則的なリズムですぐ苦戦する程度。カホンは巣箱。こんな感じ。肝心な耳だってそんなに鍛えていないから、解り易いメロディなら耳コピ出来るかな、レベルだ。

 

 そんなんで楽しいの?と言われそうだが、楽しいんだ、これが。誰かに聞かせるわけでもyoutubeにあげるわけでもないんだから、下手で結構。少しだけ齧ることでその楽器を体感する⇒音楽を「聴く」楽しさが倍率ドン、さらに(ryということ。サッカー経験者の方がサッカーを詳しく見られるのと同じこと、だと思う。

 こんなんだから、ちょっと練習しては、ちょっと弾けるようになって、すぐ忘れて、の繰り返し。でもまぁ問題ないんすよ、楽しいからね。楽器だって10年くらいかけてちょっとずつ買ったから、下手な遊びよりも全然お金もかかんないしね。

 

 もう少し追加効果があると思っていて、こういう「ちょっと難しくて頭も体も使う趣味」ってのは日常の仕事の疲れやストレスを解消してくれる。逆に疲れるだろ、と思われそうなもんだがそうでもない。どうしても総力を掛けて挑まざるをえない仕事とは別に、頭も体も使わなければ出来ないことを日頃からやってると、良い意味で頭も体もリフレッシュされる。これは間違いない。

 もしステーキ肉の大食いをしているとしよう。もし1時間以内に1kgを食べろという条件ならば、肉の間に別の物を食べることは愚かに思えるだろう。ただこれが長期戦だったら?1年掛けて莫大な量を食べろと言われたならどうだろう?間に他の食べ物を挟んだ方が絶対に食は進むはずだ。

 

 うん?何の話をしてたんだっけか?