闘う魂貫く心

あ、ただ単にメタルが好きなだけです

迷い人のお知らせ

 現在私は30代後半。社会で言うところの中堅に差し掛かって来ている。仕事の上でも、そんなようなポジションに付き始めた。

 

 そもそも自分の希望としては、こんなポジションは全く望んでいなかった。責任を負いたくない、そんなキャラじゃない、そこまで負荷を受けながら働いて、苦しみながら生きて行きたくはない。理由はいくらでも出て来る。

 

 その度に葛藤する。それって甘えじゃね?

 

 生きて行くならば、何かを志すならば、上を向いて行きなさいよ、という意味は解る。それが必ずしも管理職的な方向ではないだろう、として。自分にチャンスが与えられている、期待を受けている、というのも解る。

 半面、じゃあサッカーが好きな人は全員プロを目指すべきだろうか?プロを目指さないサッカー好きは存在してはいけないのか?

 

 サッカーが好きとかいいながらプロ目指して無いの?甘えじゃね?

 

 これはまぁ極端例であろう。けれども程度の差があるだけで、言っていることは大差ないのではないか、とも思う。そこで、お決まりの結論が出る。

 

 自分の人生なんだし、自分で考えて結論を出せや、それでいいわ。

 

 うーん、ごもっとも。ごもっともだし結局そうするしかないんだけども...そう簡単には行かないのが世の常なわけで。最近上司も変わり、色々な意味で環境が変わって来た。期待されるものも変わって来ている。今までに無い風が吹いていることへの戸惑いもあれば心地よさもある。今まで培ってきたものも大事にしたいし、自分の中で変えられない芯の部分だってある。そうして色々な環境が巡り巡る中で、結局行き着く場所へ行くしかないんだ、という一種の諦めでもあり、覚悟でもあり、そんなものも持ち始めはいるんだけれども...だ。やっぱり今この瞬間に自分がどちらを向くか、という指針は持っていたい気もするわけで。

 

 何が正解か?という問は、高確率で答えが出ないしもやもやする。どう進めば自分が心地良いか?と考えてしまうと、自分への甘さが出てしまうようでまずい。やっぱり、「どうしたら自分で自分をカッコいいと思えるか?」という物差しが、一番妥当な線であるようにも思うなぁ。