晩御飯何にしよう...

 ふと思い出した。今日の晩御飯は何にしようか考えないといけない。幸せなことに、普段は何も考えずとも帰宅すれば夕食が待っているのだけれど、今日は諸事情があってそうはいかない。

 自由に出来ることは素晴らしく、無限大の可能性を秘めてはいるが、無限に広がる可能性から何か一つを選び取らなければいけない労力をはらむ。つまりはめんどい。一流のビジネスマンは「決めること」に疲れてしまうため、食事等は決めなくても良いルーティン等にするとかって記事をよく目にする。それとは程遠いが、決めなくちゃいけないというのは大変な作業だ。いつもご飯作ってくれる方々はさぞ苦労なされているのだろう。ありがたや...ありがたや...

 さてさてそうは言っても何かしら決めないと行けない。家に帰って有る物で適当に済ますか、何かしらを買って帰って家で食べるか、何かを食べてから帰宅するか。大きく分けると三択だ。

 自分はどうやら食事への関心は薄い人間らしい。極端な話、しばらくは食べなくても問題ない。おなかは空く。空くけど構わない、みたいな感じ。大した苦痛は感じない。だからこそこういう時に困ってしまう。最悪は食べなくても良い物に対して何か決めなくてはいけない、という状況。めんどいの極みだ。

 そもそも田舎に済んでいる、車通勤である、家～会社の距離は近くて基本何も店は無い、という状況なのだから、選択肢が潤沢にあるわけでもない。ちょっと遠出しておいしい物を食べるところを想像したりもするが、想像するだけで満足してしまう。

 ってかなんだよ、晩飯の話をするんだったら食い物の話を書けよ、と我ながら思う。本当に基本はつまらん奴だなー。