新青年、出ますねぇ
先日発表された人間椅子の新譜「新青年」楽しみですねぇ。LIVEを含めてこれを楽しみに日々頑張っていると言っても過言ではないですよ、えぇ。
恐らく今回も、万感の想いで新譜を入手し、何度も何度も聴くのでしょう。そして思うはず。「あれ、今回のアルバムはイマイチだなぁ」と。そしてLIVEに向かっては「昔のあのレア曲やらないかなぁ」なんて生意気なことを思うのだ。そしてLIVEを終えればどうだ、新譜の新の実力に打ちのめされて新譜サイコーと声高に帰宅するのである。ここまでデフォね。
っていうくらい人間椅子はLIVEがスゴイ。ってかLIVEからが本番。熱量が~とかそんなんじゃなくて、単純に音の仕上がりが段違いなんだと思う。自分の中でバンドは2通り有って、
①スタジオ音源<<LIVE音源。
②スタジオ音源>>LIVE音源。
人間椅子は間違いなく①だと思っている。なんていうか、もう曲が違うのかとさえ思う。そもそもの楽曲はもちろん素晴らしいのだが、何度も何度も繰り返しパフォーマンスすることで仕上がっていく、のだと思う。
話変わって②のバンド。昔は嫌いだった。カッコ付けたって実力が伴ってないじゃん、とか、LIVEで再現出来ないような構成にするんじゃねーよ、とか。くそ生意気にもそう思っていましたよ。
最近少し見方が変わって来ていて、「②とはつまり、演奏技術がイマイチなバンドなんだ」ということでてはなく、「②とはつまり、スタジオでの音作り技術が半端ねぇんだな」と。そりゃ例外は何にでもあるけどね。
なんでもかんでも「演奏技術が神掛かっている」方々と比べたってしょうがない。だってあの人達化け物だもんよ。②って思うからにはスタジオ音源は良いんだもん。カッコいいんだもん。これってスゴイ事なんだよな、と。練りに練って色んな技術も駆使したりして、結果としてカッコいい作品が出来上がっているのであれば、LIVEがどうかなんて別問題だろ、と。どうせLIVEは行かないんだから関係ないだろ、と。技術を練り上げてとんでもない演奏を聴かせてくれるのもありがたいし、スタジオで楽曲を練りに練って最高に仕上げた音源をリリースしてくれるのもありがたいよなぁ。しみじみ。